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  1. マル(7月下旬~8月下旬)

Blueberry varieties

2018.02.27

マル(7月下旬~8月下旬)

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マル(Maru)収穫時期:7月下旬~8月下旬)

マルは、ニュージーランド原産のパテント品種です。
シーズン後半のラビットアイ系品種では珍しく大粒性!大きな果実がたわわに成るので、とても見ごたえがあります。
プレミアの自然受粉実生から誕生しており、ラヒの兄弟品種です。貯蔵性に優れ、品質劣化が少ないところ等よく似ていますね。

(逆に違いが見られたのが秋の紅葉です。ラヒは紅葉したのですが、マルには全く紅葉が見られませんでした。長所が多い品種なだけにちょっと残念です。)


マルは栽培にオススメの品種です。
病気に強く、樹勢が旺盛、そして果実生産量が多いので安心感があることと、もう一つ…

「樹上での日持ちが長い」という特徴があるからです。
熟期を向かえても、のんびり時間をおいていい品種なので、長い間収穫を楽しむことが出来るんです。

のんびり屋(!?)のマルは食べるタイミングが難しいのですが、熟期初期は渋みがあるので早摘みに注意です。
熟してから一週間ぐらい時間をおいて食べてみるとビックリします!劇的に美味しくなっているんです!

熟してもすぐに味がのってこない(完熟判断が難しい)マルですが、そんな性格もご家庭での栽培では楽しみの一つになるのでは?
早摘み注意ですが、一週間後にはとても美味しくなっているので、その後は上手に樹上での日持ちの良さを活用して収穫を楽しみましょう!



◆系統
ラビットアイ系

◆原産国:ニュージーランド
パテント品種。
ニュージーランド園芸及び食料研究所(株)の育成で1992年に発表。
日本への導入は1997年。

◆交配
プレミアの自然受紛実生からの育成。

◆家族品種
プレミア(親)
ラヒ(兄弟)


☆マルについてはこちらもどうぞ♪
→「ブルーベリー図鑑」

☆園内マップをチェックしよう!マルは「ラヒファミリーコーナー」にいるよ♪
→「農園マップ」

☆マルはキャラクター化予定です。ラヒの双子の姉妹ですよ♪お楽しみに♪

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