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2019.02.15

観光農園ならではの品種

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観光農園ならではの品種

こんにちは。ブルーベリーファクトリー岐阜、農園長の石見です。
ブルーベリーには、観光農園ならではの品種がございます。

例えば、すごく美味しい品種でも、果肉が柔らかいブルーベリーはつぶれやすいので、出荷には向きません。しかし、摘み取り園には向く場合があります。

(果肉が柔らかく、樹形も整いやすいバークレイ。摘み取り園やホームガーデン向きの品種です。)





当園では、バルドウィンメンデイトなどが挙げられます。

バルドウィン、メンデイトはいずれもMyers、BlackGiantという古いフロリダ系の野生種が遺伝している影響で、果実が黒っぽいという特徴があります。

市場では、ブルームという果粉(よくブドウ等についている白い粉のようなもの)が豊富であることが、鮮度の一つの目安とされていますので、ブルームの多い白っぽい品種の方が、出荷には好まれる傾向があります。


しかし、摘み取り園では…、

(バルドウィン)


(メンデイト)


(メンデイト)





いかがでしょうか?


幼果の赤と深いダークブルーのコントラストが際立ち美しい!
バルドウィンとメンデイトは「ラビットアイ(ウサギの目)」という系統に属し、その特徴が非常に鮮明にあらわれます。

シーズン後半、この2品種は大変な人気で、出荷ではデメリットとされている果実色が、摘み取り園では目を楽しませてくれ、果汁が出やすい柔らかい果肉がジューシーで美味しい!とご好評頂いております。




ブルーベリーファクトリー岐阜にお越しになった際には、是非、摘み取り園だからこそ楽しめる体験を体感していって下さいね♪




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